【デザインと寸法】
バイポーラアクチュエータ PSt 350 bp/ の機械的な設計概念は、標準のユニポーラアクチュエータと同様です。両モデルとも、ベアー素子と、予備負荷(プレロード)されたケーシングモデル”VS”を用意しています。
したがって機械的設計は、ピエゾメカニック社のバイポーラアクチュエータとユニポーラの同等品の間に互換性があります。スタック、およびリングタイプ(空洞シリンダタイプ)も用意しております。総ての標準オプションはバイポーラアクチュエータにも適用出来ます。
【電気配線】
電気極性は、バイポーラスタックに以下のように定義されています。アクチュエータの機械的な動きが、駆動電圧と同期するか、または逆動作であるかどうかです。
【+ とは:】 ピエゾにかかるドライブ電圧信号のプラス極性は、スタックの拡張(膨張)に変換されます。逆に配線した場合、アクチュエータの動きは逆になります。
2個のアクチュエータを、1台の電源に逆極性に接続した場合、一方のアクチュエータが拡張し、そして他方が縮まります。したがって、非常に簡単にプッシュプルのアレンジメントを設計することが出来ます。
極性は以下の方法で表示しています:
A: ベアースタックリード線の色 赤/黒による識別。スタックのエンドファースは電気的に絶縁されています。(少なくとも1500Vに耐えます)
B: ケーシングVSの場合は、同軸ケーブルの配線は標準のユニポーラアクチュエータと同じ配線極性で、内側の芯線が (+極)で外側のあみ線はケースに接地してあります。コネクタはLEMO 0S250かBNCをタイプです。
C: ケースングバージョンの特注配線: 特別なアプリケーションとか駆動エレクトロニクスの事情により、アクチュエータのケーシングの接地を分離する必要がある場合は、ピエゾメカニック社ではご要望に応じます。
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