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			 一般的に研究所では、2種類の開口液体ヘリウムデュワー瓶が用いられます:ベイパーシールド構造または液体窒素シールド構造です。全てのデュワー瓶は真空引きされた後ゲッター処理され、ガス伝導ロスを最小に抑えています。両構造とも放射によるロスを抑える低損失断熱構造を採用しています。 【ベイパーシールド構造デュワー瓶 】は、ネックチューブの部分に多段熱アンカーホイルシールド構造が用いられています。排出されるヘリウムガスの多くは冷却のためによるもので、ホイル放射シールドから熱を取り除くために使われています。 一方【液体窒素シールド構造デュワー瓶 】は、液体窒素リザーバーまたは液体窒素リザーバーによって冷やされたシールドに覆われています。この構造はボトルのネックの部分にサーマルバリアーを形成し室温の進入を防ぎます。
			 カーデルエンジニアリング社はまた、NMRに使われる 横置きまたは 縦置きタイプの液体ヘリューム超伝導マグネットディユアーも製作しています。既存の装置へ取り付けるディユアーも製作いたします。
			
  【代表的なデュアー構造】
			 アルミニウム/ステンレスまたはファイバーグラスリザバーと真空シェルジャケット 
			多層断熱構造
			真空を保つためのチャコールゲッター
			拡散バリアー付きファイバーグラス製充填口またはステンレス製充填口
			ベローズ構造の真空引きバルブ
			移動用取っ手
			液体またはベーパーシールド
			ボルトとOリングによる上部プレート
			【オプション】
			 液体レベルプローブ
			引っ込んだ液体へリューム充填口
			旋回キャスター
			インジューム封じ切り (ボトム注入マグネットオプション)
			光学ウインドウ
			ファイバーグラスランバーテール
			総グラスファイバー製(非磁性)
			ソフト/ハードコンビネーションシールド
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